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本日3限、教育臨床心理学。
聞いていて毎回思うのですが、 読み方は「ゆめもきぼうもぶちこわすじゅぎょう」だと思います。 面白いことは面白いのですけど。 身も蓋もないというか……。 (したたかで計算高い赤ん坊ってちょっと嫌) 人間の心の機微がシステマティックに処理されてしまうのは、なんとも無機的な感じがします。 (その無機的な処理に憧れたことは無視する方向で) 人間の心は0と1で分けられるようなものではないと思うのです。 もし分けられたとしても、nはきっと無限大に近い。 それも、人の手では届きそうにない数。 銀河の端から端までよりもっと大きい数。 でも心理学は、電算処理をやってみようとする学問ですよね。 ある意味チャレンジ精神に溢れる学問なのかも。 ところでうちの大学だと、心理学は文学部の中にあるんですね。 それがものすごい違和感。 文学と言うのは白にも黒にも属せないグレイゾーン、つまりアナログ質なのに、心理学は白黒はっきりつけようというデジタルタイプ。 相容れない。 ……と思っていたのですが。 文学研究って、割とシステマティックだということに気づきました。 決められた体系に分類して。 型にどれだけはまったか判断して。 その上で作品の特性を考えて。 グレィなものを白黒つけようとするわけです。 そういう意味では評論もシステマティックですね。 作者が描いた画(=文章)を、細かくして、色抽出して、分析する。 (そこには分析者の主観という誤差項が入ってくるので、出されたデータは全て同じにはならないのですが) 画として見て欲しい作者にとって、評論というのはどんなものなんでしょう。 意外と、「面白かった」というのが、一番純粋な評論なのかもしれません。 「どこのどういう展開が明示的で~」と言われるより、たったの一言の方が嬉しいような気がします。 素人判断なのかもしれませんが。 まあ、分析したりされたりすることで、自分の目指したいものとか書きたいものとかがわかるという面もあるので、評論=悪という図式には賛成しかねますけど。 分析されることに意味のある作品もあると思いますし。 それに作品は、読者の前に公開された時点で作者の手元を離れてしまうのですから、評論するな・しろというのは読者判断ですよね。 作者本人に何か言う資格はない。 でも逆に手元を離れてるからこそ、その作品の解釈の末を作者に求めてはいけない。 評論は、世間の意見は、あくまでも一種の考えでしかなく、作者の意思ではないのだから。 ようするに。 凶悪事件の原因をミステリに求めるな と言いたいだけなのですけど。 よく、「何とかのミステリを見て思いついた」と言う犯罪者がいますが、ミステリファンからすれば、あれは外道です、外道。 ミステリは半現実世界で繰り広げるチェスゲーム。 頭脳と頭脳を戦わせる神聖な試合。 それを現実世界と混同するなんて、悪用するなんて、言語道断! ミステリを冒涜するに等しいです。 結局。 何かを研究するというのは、文系理系問わず、デジタル回帰なのですね。 PR
無題
んー、臨床心理に関しては、
「学問的な」動機というよりは 目の前で苦しんでる人を助けたくて 発展した学問だと思うのですが。 白黒つけて安心するタイプの学問じゃなく、 実際にグレーに適応することに意義がある。 「文学」については難しいので触れませんが。 ええと、何がいいたいのかというと、 下2桁64まで英Ⅰを添付して送っていただけると 非常に助かります、っていう(滅 Re:無題
>目の前で苦しんでる人を助けたくて
>発展した学問だと思うのですが。 私もそう思います。 でも学問として成立してしまった以上、デジタル方向に進んでいるのではないかなと思うのです。 人間は存在としては中間点に存在している。 けれど、人間の思考は真の中間点に存在するのは難しい。 (だから人間は自分を定義できないんだろうなと) 中間点に一発で行けないなら、細かく分割することで中間点に向かおうじゃないかというのが、学問の姿じゃないかなと思います。 臨床心理に限らず、あらゆる分野において。 (でも時折、ちまちまと中間点に向かう人たちを飛び越して、一気に中間点近くまで行ってしまう人がいる。 それが、「天才」と呼ばれる人ではないかと。) ここあたりの話は私の中で網目状に広がってしまっているので、上手くまとめられないのですが。 (まとめようとすると、さとうきび畑とか八月の話も混ざってしまうので) とにかく、グレーを扱うには白と黒を知る必要があって。 今の、学問としての心理学は、白と黒を知ろうとするあたりなのかと思います。 なので、あの授業や心理学を否定する気は毛頭ないです。 (寧ろ興味がある) でも、学問体系ではなく心理自体の方により興味がある(らしい)自分としては、ちょっと寂しさを感じざるを得ないなと。 「汚れっちまった悲しみ」、じゃないですが。 (論点がずれてきた感が拭えない……) と言っても、こんなことをしっかり考えたわけではなく。 「人間=文学」という模式図が授業中、頭に浮かんだというレベル。 そして心理学が文学部に入っているという違和感が、解消されて嬉しかったなというだけです。 で。 英Ⅰは全部、でしょうか? ものすごく重くなりそうなんですけど……。 |
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