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今日本屋に行ったら、文芸誌が全部新しい号になっていて驚きました。
しかも、いつもなら平積み状態(=発売直後)で確認するはずの『ダ・ヴィンチ』がすでに棚の中。 そういえば、試験前+試験中は寄らなかったっけ……。 浦島太郎になった気分です。 はやみねさんの新刊(児童書)も出たっぽいし。 なんか世間から取り残されてる気がします。 『オール読物』も3月号出ちゃったしー。 2月号の有栖川さんの新作、もう一回 ※以下ネタバレもどきあり。 最近(でもないか)の有栖川さんは色々意欲的だと思う。 本格の枠の中で、本格の限界を打ち破ろうとしてる感じが良い。 今回のトリックも王道から外れてるのに、作品としては本格の王道行ってるし。 『比類』の崩し方も『兎』の崩し方も好きだけど、今回のやり方も結構好きだなー。 まあ、あれがトリックかって言われると答えに窮するけど。 (“アリバイ”が付くと尚更) でもトリック的には好き。 あと、作家アリスがご都合主義のミステリを否定しておきながら、この作品自体の展開がご都合主義なのがすごいツボ。 絶対狙ってると思う、有栖川さん。 もっと深読みすれば、「事実は小説よりも奇なり」というメッセージも感じられますね。 だからミステリがご都合主義でも構わないじゃないか、という主張にも聞こえる(笑) ※ネタバレ終了 ともかく単行本化を楽しみにすることにしましょう。 PR |
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