top about profile photo mail | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
『玻璃の天』買いました。
ネタばれしない程度に感想を。 やっぱり一番の衝撃は表題作。 思わず、ベッキーさーん!と叫びたくなります。 伏線回収の仕方といい、嗚呼、これ一冊の本なんだと思わせます。 感じが少し、クリスティの『カーテン』に似てるかな。 それか、『謎のクィン氏』、もしくは『オリエント急行』。 『カーテン』自体が好きで、色んな作品でいつも思い出すってのもありますが、犯人を見つめる(作者の)目が同じ気がする。 そしてこの葛藤は、好きと言うのもおかしいけど、とても好き。 これは北村薫の作品だ、と思わせる一冊になっております。 さて、英子さんじゃないですが、こうなると続きが気になるところです。 続編は既に出版済み(と言うより、話題になった直木賞作なんですが) でも、これが最終作なんだよね。 読みたい。 だけど、さくさく読んじゃうのも勿体ない。 ジレンマですー。 買うとしたら確実に文庫なんですけど。 (そして、既読でも文庫化したら買うんですけど) 悩むなぁ。 そして話はそれて。 有栖川さんの新作文庫はいつ出るんだー! 文庫派は待ちっぱなしです。 妃とか乱鴉とか捧げる犯罪とか、待ってますからー! (一部雑誌掲載時に読んでますけど) しかも有栖川さんの文庫、本郷だと新装版すらないんだよね(泣) PR |
Calendar
Blog Pet
Track Backs
Archive
Search
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Copyright © 73 All Rights Reserved. Image&Template by 73. |